おうち英語ママのための英語絵本選びとチャプターブックへの移行
読み聞かせでチャプターブック?自力読みでチャプターブック?英語絵本からチャプターブックへのスムーズな移行を考えることは、多くのおうち英語をしているママにとって重要な課題ですよね。
我が家でも英語絵本から始まり、次第にチャプターブックに移行してきました。この記事では、英語絵本選びとチャプターブックへの移行を成功させるためのポイントを提案します。
英語絵本選びと読み聞かせの進化
読み聞かせる英語絵本選びって、とっても迷いますよね。
うちは、2歳くらいまでは、日本語絵本ばかりでした。2歳後半から英語絵本を取り入れ始めましたが、おうち英語という言葉も知らない状態でした。かけ流しなどのおうち英語を本格的に始めたのは3歳でした。
その年齢くらいになると、子どもの興味がはっきりしてきていたので、子どもの興味に合わせて英語絵本を購入し始めました。やっぱり、最初に考えるべきことは、お子さんの今の興味ですよね。
生活の中で興味を持っていることに関する英語絵本探しは欠かせません。
うちは男の子だったこともあり、車、電車、虫、恐竜に関する英語絵本を中心に読み聞かせました。また、家庭や幼稚園で経験しているお話が載っている英語絵本も多かったです。
その後、4歳くらいからは、太陽系、お天気、理科の実験、算数クイズに関するの英語絵本の読み聞かせ(ちょっと図鑑っぽいものですが。)に変化してきました。
そして5歳からチャプターブックに挑戦しました。ただし、この頃はチャプターブックといっても1章がとても短いものです。初めてのチャプターブックは、読み聞かせが中心でした。
その後、少し自分で読めるようになってきて、チャプターブックというものに慣れてきたころに、1章ごとにママ、息子というふうに交互に読む形で進めました。
初めてのチャプターブック
我が家の初めてのチャプターブックは、ド定番のOxford Reading TreeのBiff, Chip and Kipper Storiesでした。このORTのキッパーシリーズはStage4から続き物になり、徐々に長いお話になっていくので、知らず知らずにチャプターブックを読んでた!みたいな感じになりました。
Stage5くらいまでキッパーシリーズを読み進めると、息子はかなりハマりだし、他の英語絵本を読みたいとは言わなくなりました。大人でもとても楽しく読める本です。Stage9の最後までそんな感じで読み進めました。このころは、ママの読み聞かせで進めていました。
Stage10も読み始めたのですが、ちょっと内容が複雑になってきました。私も知らない単語が出てきました(-_-;)。息子にとっても難しかったようで、Stage11の途中で一旦ストップしました。(Stage10から幼い子にとっては、少し怖く感じる内容なんですよね。息子は大丈夫みたいでしたが。)
その後、ORTのProject XのAlian Adventuresを読み始めました。このシリーズはレベル9からチャプターブックになります。とは言っても、レベル9は1章が2ページしかなかったり、多くても5ページしかないんですけどね。
キッパーシリーズで長いお話を読むようになって、またレベル1のかなり短いものに戻ったので、息子に音読させることを試みました。レベル1からレベル4あたりまでは、1冊のお話が短いので、ママ、息子というふうに順番に1冊ずつ交互に音読するようにしました。
レベル5からは少しお話が長くなってきて、息子が音読を嫌がりだしたので、読み聞かせに戻りました。そして章立てになったレベル9からチャプターごとにママ、息子と交互に音読するようにしました。このシリーズは、レベル11の途中まで読んで終了しました。残念なことに、このシリーズは話の展開パターンが一緒なんですよね。徐々に私も息子も内容に飽きてきちゃいました。レベル10に入ったくらいから、他の本も平行して読んでいました。
この後から、カラーの短めのチャプターブックを購入するようになりました。6歳の誕生日を迎えたころでした。
適切なレベルの本の選択
英語絵本からチャプターブックへの移行には、適切な本の選択が不可欠です。子どもの年齢・興味と英語能力に合った本選びを心がけました。
初めは短い簡単なチャプターブックから始め、段階的に難易度を上げていきました。またスムーズに移行できるように、挿絵が多くカラーのものを探しました。
まだ子どもが自力読みしていないけど、それなりの数の英語絵本を読み聞かせできていて、6歳前後くらいになっている場合には、チャプターブックも読み聞かせ始めて良いと思います。
私は、日本語の本を基準に、少し長めでも集中して聞けるようになってきたころに、英語絵本も少し遅れて長めのものに移行していきました。5歳児でORTのシリーズやチャプター立てになっているペッパーピッグの本など、定番のシリーズ本は適した選択肢だということを実感しました。
読み聞かせを習慣化
やはり自力読みへの道を切り開いていくには、読書を習慣化する必要があります。子どもが本に触れる環境を整えること、つまり同じ時間に読書タイムを作ることも重要です。
うちは、寝る前の30分は読書タイムと決めました。(忙しくて寝るのが遅くなったり、子どもが疲れているときは読めてませんが、できるだけ時間を確保。)寝る前のルーティンに入れてしまいました。
読書を始める前は、ドタバタと騒いでいた息子も、読書が始まると静かに布団で寝転がるので、入眠前のクールダウンに最適でした。また、子どもの好奇心を刺激するために、本棚はできるだけ子どもが自分で本を探しやすいように少なめに置いていました。
うちは、息子が1冊、ママが1冊英語絵本を選び、その後日本語絵本も1冊づつ選んで読んでいました。短い絵本の時はこれくらいの量を読んでも30分弱でしたが、日本語も章立ての児童書になると2冊は無理になりました(-_-;)。今では、日本語の児童書をママが読み、英語のチャプターブックを本人が読んでいます。
まとめ
英語絵本からチャプターブックへの移行は、子どもの言語発展を支える重要なステップです。英語絵本から短めのチャプターブックに読み聞かせですすめていくとスムーズに移行できます。そして子どものもっと続きを読みたいという気持ちが、自力読みにつながっていきました。
適切な本の選択、読み聞かせの進化、読書環境の整備が、この移行を成功させる鍵です。子供の興味や成長に合わせて進化させながら、楽しみながら英語力を伸ばしていきましょう。
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